2025年9月6日土曜日

愛・地球博20祭シンボル展示「地球の樹」【愛知県 長久手市】

愛知万博から20年にあたる今年、「愛・地球博20祭」が
愛・地球博記念公園で3/25(火)~9/25(木)に開催されています。

期間中のシンボル展示「地球の樹」は、
長久手市在住の光の切り絵作家 酒井敦美さんによる作品です。

音楽や映像、オブジェの製作等も愛知県に縁あるメンバーが携わっています。
私も映像の動画加工を、生田雄紀さんと担当させていただきました。


内覧会での「地球の樹」点灯式の様子。

愛知万博で活躍されたSol Ban Ban(ソルバンバン)によるパフォーマンスも行われました。


「地球の樹」の中には自然光と風が通っていて、上のオブジェや足元の映像を見るのも楽しいです。


世界中の人々が描いたイラストの葉っぱ達が天井に伸びています。

動画担当させていただいた、隣で投影されている滝の映像の春夏秋冬に合わせて
照明の色も変化していました。


8月には期間限定でナイト営業の日があり、夜の「地球の樹」も見ることができました。


いつもは周りが明るくて、天井に投影されている映像はうっすらとしか見えないのですが、夜には鮮明に浮かび上がって大迫力でした!




帰ろうとしたところ、スタッフさんが今からドローンショーが始まることを教えてくださり、こちらも楽しんでから帰宅しました。



9/25までの会期中にナイト営業の予定はもうなさそうですが、自然光の中に佇む「地球の樹」も見応えありますので、モリコロパークに行かれる時はお立ち寄りください。


●全体統括
切り絵作家 酒井敦美

●音楽制作(作編曲、レコーディング)
照喜名俊典(ユーフォニアム)

●演奏
百本マイ(ボイス)
岡林和歌(クラリネット)
奥村俊彦(ピアノ)
臼井康浩(ギター)
美郷(パーカッション)
照喜名有希子(トロンボーン)
あま市の中学生の皆さん(フルート、笛、パーカッションなど)

●動画編集
いけはら咲
生田雄紀

●白い大気の切り絵モチーフ(大地の動画作品内)
切り絵作家 神田真由

愛・地球博20祭シンボル展示「地球の樹」
展示期間:2025.3/25(火)~9/25(木)10:00〜17:00
展示場所:愛・地球博記念公園(モリコロパーク)地球市民交流センター屋内広場
※火曜は公園がお休みです。

2024年2月24日土曜日

大瀧ヌーバンド「無垢の遠景」【愛知県 名古屋市千種区】

2023年8月26日(土)に開催された、
大瀧ヌー活動10周年&4th Albumリリースワンマンライブ
「無垢の遠景」にてチラシ・アルバムデザイン・映像を担当させていただきました。

SNSで当日の様子を少しずつ紹介してましたが、
こちらでも記録として映像投影の様子を中心に書かせていただこうと思います。

告知チラシ。
ヌーさんの考えられた架空の楽園「エンケイア」のイメージイラストを描いてデザインしました。


ライブ当日にリリースされた、アルバムのデザインもヌーさんと行いました。
表紙はヌーバンドメンバーが描いた絵を組み合わせた星々。
内側は架空の楽園エンケイアの景色。
各曲毎にデザインした歌詞カードが16Pの豪華仕様です。
音楽もアートワークもヌーさんのこだわりが詰まったアルバムです。

[試聴] https://youtu.be/23Gi8-WAdn8?feature=shared
[オンラインショップ] https://ootakinu.base.shop


開演前のライブ会場の様子。
床面にはエンケイアの地図が投影されています。

床はバレエマットを敷いてもらい、ズームレンズをレンタルしていただいて全面投影できました。
正面は舞台監督の吉兼さんに用意してもらった布とスクリーンがジャストフィット。
映像は見せ方次第で伝わり方が大きく変わるので、良い見せ方してもらえて有り難かったです。

演奏された19曲の内、映像投影などの演出があった14曲を紹介します。

「花筏と箒星」
現実の街から旅立ちます。
アクリエーションさんのジャケットイラストを加工させていただきました。


「無音とポラリス」
星を頼りに楽園を目指して舟出します。


「或る夏の点」
こちらはリハーサル時の様子。
本番ではバンドメンバーは映像見れないので、リハで時々振り返ってくれました。


「嗤う月」
ヌーさんが最初に作った曲。
月が空だけでなく、すぐ足元の湖面に映る様子が象徴的でした。


「蛍火」
目的地へ向かう道中に出会う幻想的な景色達。


「夏の煙」
くすりさんと大瀧ヌーバンドのコラボ曲。
MVを手掛けられたアクリエーションさんがライブ用映像も作ってくれました。


「なまえ」
お客さんのスマホライトを点灯してもらいました。


「風つ星」
Per&Drsの神英記さんが旅した沢山の場所の風景映像。


「Lantern」
ゴスペルクワイア Riko's Friendsさんとのコラボで世界感が広がりました。


「ひととき」
Keyの横井ミキさんがオリジナルグッズのために描かれたイラストを使わせていただきました。


「連呼」
前作のアルバムジャケットを使ったシーン。



「エンケイアの燈」
ライブ終盤に辿り着いた景色。


「Weight」
アンコール1。


「あたためる程度で」
アンコール2。
映像オペの山田サダヲミさんが急遽リアルタイム映像をスクリーンに投影してくれました。

劇場という空間は異世界のようで、自分の存在があやふやになります。
リハーサルは通常の時間軸にいたけれど、本番は時間が加速しているように感じました。

お客さんやバンドメンバー、スタッフの皆さんとあの空間を共有できて幸せでした。
写真からもそれが伝われば嬉しいです。

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【お知らせ】
ライブのDVD化のご要望が多く、今回製作されることになりました!
2024年3月9日(土)までにご予約いただくと、下記の特典が付くそうです。

<ご予約特典>
・サイン&メッセージ入りポストカード
・映像データダウンロード用QRコード
・ライブフォト入りオリジナルパッケージ

お申込みは以下からどうぞ。
私もあの景色を再び見れるのが楽しみです。

「無垢の遠景」DVD作品お申込みフォーム
https://ws.formzu.net/dist/S206205308/


2022年9月16日金曜日

果てのファンタジア-fallen angels- 終演【愛知県 名古屋市東区】


photo by Kamu


年始に上演した「果てのファンタジア-fallen angels-」
大変遅くなりましたが、記録に残しておきたいので自分が関わったものを中心に終演報告です。

今回いけはらは[1]宣伝美術、[2]作品展示、[3]映像に関わらせていただきました。


以下 photo by いけはら咲


[1]宣伝美術
メインビジュアルのイラスト・ロゴの作成やデザインを担当しました。

A4チラシ


三つ折りパンフレット



[2]作品展示
Kamuさん、むらかみしのさんとの3人展。

公演当日2Fロビーに果てのファンタジアに関する作品を展示し、
開演前と上演後にご覧いただきました。


上演後に物販も行いました。

1Fロビーでの事前展示の様子は前回のブログ
( https://ikeharasaki.blogspot.com/2021/12/blog-post.html)で紹介しています。


[3]映像
映像は山田サダヲミさん、ScottAllenさんとシーン別に作りました。
プロジェクター5台、レーザー2台使用。

↓いけはら担当のシーン





↓山田サダヲミさん担当のシーン




↓ScottAllenさん担当のシーン




実際にはこの倍近く映像シーンがあったと思います。
またどこかでお披露目できたら...。


今回は舞台の裏方スタッフを目指す学生の方々が沢山サポートしてくれました。

アンケートでは熱のこもった感想を沢山いただき、
個々のアーティストや芸術分野だけでなく、全体の評価を数多くいただけたのが嬉しいです。
出演者だけでなく技術スタッフも表現者として挑む舞台なので、
今までで一番、みんなの目指す世界観に近づけることができて良かったです。

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Youtubeに動画がいくつかアップされているので、
お時間あるときにぜひご覧ください。

「angel anagram」
https://youtu.be/RIz3r8ER0do

今回の果てのファンタジアのメイン曲。
舞台のダイジェストとともにアップされました。
アナグラム映像を担当しています。

「blood」
https://youtu.be/B0ZWJs_0-jY


「鳥の歌β」
https://youtu.be/lyeukv8XRDk


「祈りの門」
https://youtu.be/WhiUIZBCEYI


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「果てのファンタジア-fallen angels-」
2022年
1月9日(日) 開場18:30/開演19:00
1月10日(月/祝) 開場14:30/開演15:00
名古屋市芸術創造センター

- story -
世界樹の上空で3羽の鳥(天使)は、
出会い、愛し合い、重なり、太陽となった。
輝きを増していく太陽の暑さに耐えかねた地上から
巨蛇が放たれ太陽を飲み込もうとする。

犠牲・困惑・孤独、三様の理由で堕ちていく天使達は
世界樹の奥深く、地獄の底で堕天使となり邂逅する。

- cast -
倉知 可英(dancer)
加藤 おりは(dancer)
礒村 崇史(dancer)

- music -
今枝 友加(cante)
毛利 美奈子(soprano)
山内 敦子(piano)
美郷(percussion)
菊地 紗矢(sound)
丸山 太郎(song)
和太鼓×マリンバ GONNA
(小林 辰哉、木村 勇介、櫻井 汐里、石井 郁也、小山 愛音)

- special guest -
黒色すみれ

- staff -
<映像> 山田サダヲミ Scott Allen いけはら咲
<衣裳> 佐野亜希子 sakie 京極友重
<ヘアメイク> ASUKA tomo アフロート美容専門学園
<宣伝美術> いけはら咲 むらかみしの Kamu 吉兼正和
<照明> 則武 鶴代 長野 葵
<音響> 高崎 優希 横地 直樹 伊藤 みゆ 鬼束 愛望
<舞台・運営> 名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校
<総合プロデュース> 吉兼 正和(脚本・演出・美術)