名前をローマ字で表記する際、
[姓-名]か[名-姓]かどちらの順番にした方がいいのか折々迷っていた。
学校の英語の授業では自己紹介の際[名-姓]だったけれど、
これからの時代[姓-名]のほうがいいと何かで聞いた覚えがあったので少し調べてみた。
文化庁のサイトにドンピシャな内容が載っていた。
「文化庁-姓名のローマ字表記についての考え方」
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kakuki/22/tosin04/17.html
以下、上記より抜粋
“一定の書式に従って書かれる名簿や書類などは別として,
一般的には各々の人名固有の形式が生きる形で紹介・記述されることが望ましいと考える。
したがって,日本人の姓名については,ローマ字表記においても「姓-名」の順
(例えばYamada Haruo)とすることが望ましい。”
というわけで今では日本人のローマ字表記は[姓-名]が正しいようです。
私はパスポートを持っていないので確認できませんが、
パスポートの表記も[姓-名]になっているそうですね。
英語の授業も今では[姓-名]で教えているそうで。
更には「My name is …」という言い方も古いので
今では「I am …」に変わったとか。
英語で挨拶する機会が今後あるかわかりませんが、
昔の弊害で古い言い回しをつい使ってしまいそうです。
気ままに絵や映像を作っているいけはら咲のブログです。個人的な覚え書きなど随時追加していこうと思います。
Ikehara Saki Web Gallery https://ikeharasaki.com
2015年4月17日金曜日
2015年3月20日金曜日
聴覚障害とは
- 耳が聞こえないと一言でいっても、まったく聞こえなかったり、音を大きくすれば聞こえたり、大きくしても聞き取れなかったりと症状は様々です。
左耳が難聴で右耳が全聾(まったく聞こえないこと)の立場から、聴覚障害についてご紹介します。
難聴の種類
-
難聴の種類は大きく分けて伝音性難聴と感音性難聴、
伝音性難聴と感音性難聴の合わさった混合性難聴の3種類があります。
損傷を受けている場所によって聴こえ方は様々です。
伝音性難聴 感音性難聴 障害箇所 外耳、中耳など
音を伝える器官内耳、聴神経など
音を感じる器官治療法 音を聞く神経には異常がないため、外科的治療の可能性がある 原因不明のことが多く、治療は難しい 補聴器との相性 音を大きくすれば聞き取れる事が多く、効果が期待できる 音を大きくしても音がぼやけたままなので、効果があまり期待できない
感音性難聴と高音
-
感音性難聴は高音の聴力が低いことが多いです。
人の話し声というのは高音域が多いため、会話に支障が生じます。
聞き取りやすい低音域は生活雑音が多く、雑音の中での会話は特に困難となります。
また、子音と母音からなる言葉は子音が高音域、母音が低音域のため
例えば「さ(=sa)」という言葉であれば「あ(=a)」と聞こえてきます。
そのため、初めて聞く固有名詞の聞き取りは難しく、「佐藤さん」なのか「加藤さん」なのかわからないといったことが多々あります。
聴覚障害の認定
-
聴覚障害の程度はdB(デシベル)という音の単位を基準とします。
この値が大きいほど聞こえが悪くなります。
健聴者は20dB以下で、90dB以上はほとんど聞こえない状態です。
日本で障害者手帳が交付される基準は一番低い6級でも
1.両耳の聴力レベルが70dB以上(40cm以上の距離で発声された会話を理解出来ない)
2.一方の耳の聴力レベルが90dB以上、もう一方の聴力レベルが50dB以上
となります。
交付を受けている聴覚障害者は全国で約36万人と言われていますが、
欧米の判定基準である40dB以上の難聴者を含めると約600万人と言われています。
その約75%が加齢による老人性難聴です。
私の場合は左耳が90dB以上、右耳が45dBなので、国内の基準では福祉の対象外になります。
判定基準で以下の区別をしないのを疑問に思っています。
・伝音性難聴と感音性難聴
・若年者と高齢者
伝音性難聴と感音性難聴では補聴器による効果の差があり、
伝音性難聴の50dBと感音性難聴の50dBでは聞こえる大きさは同じでも聞き取れる明瞭度は違います。
また、若いうちは特に学校や仕事で聞き取りの必要な場面が多く、同世代が健聴者である中でのハンディは大きいと実感しています。
2015年3月19日木曜日
Safari
-
Macの標準ブラウザSafariの少しだけ使いやすくなる設定の覚え書きです。
Safari5の時に書いたものの転載なので、最新バージョンとは仕様が違う点もあります。
- (1)ホームページを変更する
- (2)ツールバーをカスタマイズする
- (3)新規タブを1クリックで表示させる
-
(1)ホームページを変更する
-
Safariのデフォルトのホームページが
アップル-スタートになっていたので、
スペックが低いPCや回線速度の遅い環境ではSafariの立ち上がりが少し遅いのが気になりました。
ホームページのサイトを変更するには、
Safari>環境設定>一般
のホームページ欄に任意のサイトのURLを入力します。
私は検索画面だけにしたかったので、 Google(日本)にしています。
Googleの検索画面は祝日などはロゴデザインが変わったり、ときにはゲームになったりして楽しめます。
-
(2)ツールバーをカスタマイズする
-
Safariのツールバーはいくらかカスタマイズすることができます。
表示>ツールバーをカスタマイズ
「よく使う項目をツールバーにドラッグしてください」
という画面が表示されます。
デフォルトで既に配置されているものもいくつかあります。
この中から自分のよく使う項目を選んで、ツールバーにドラッグアンドドロップすると、ツールバーに項目が配置されます。
また、配置された項目を削除したい時は、キーボードのcontrolを押しながら、項目の上に矢印を合わせる(=Windowsでいう右クリック)と「項目を取り除く」という選択が選べます。
私は今は「拡大/縮小」「Mail」を置いています。
「拡大/縮小」は文字が見えにくい時や、サイト全体のデザインを見たい時などに使います。
「Mail」はサイトのアドレスをMailで表示できるので、他の人に紹介したいサイトがあったときに利用します。
サイト画面をよく印刷される方には「プリント」は便利な項目だと思います。
以前は「新規タブ」も入れていたのですが、これは次の方法で新規タブを表示させるようにしてから外しました。
-
(3)新規タブを1クリックで表示させる
-
Safari5のデフォルトの設定では新しいタブを開くには、
メニューバー>ファイル>新規タブ
を選択しなければなりませんでした。
これを1クリックで行えるようにするには、
メニューバー>表示>タブバーを表示
を選択すると、はじめからタブが分かれて表示されるようになります。
新しいタブを作るにはタブの右端の+マークをクリックするだけでオッケーです。
2015年3月18日水曜日
Google日本語入力を使う
-
Macの日本語入力システム「ことえり」は、文字の変換候補が少ないのが不便...。
「Google日本語入力」を入れるとネットから情報を拾ってくれるので格段に使いやすくなります。
以下のサイトから無償ダウンロードが可能です。
「Google日本語入力」http://www.google.co.jp/ime/
※2015年3月現在のシステム要件
Mac:OS 10.7(Lion) 以降
Windows:Vista SP2 以降
Macへインストールするとメニューバーのアイコンの中に、ことえりだけでなくGoogleも選べるようになりました。
今まで一発で変換できなかった地名もサクサク候補に表示されて、まるで携帯電話の予測変換を使っているような気分です。
他にも優れた機能をいくつかご紹介します。
(1)郵便番号から住所を入力
(2)顔文字
(3)手書き文字入力
(1)郵便番号から住所を入力
郵便番号を入力するだけで住所が変換候補に表示されます。
試しに愛知県庁の郵便番号を入力してみましたが、正しい住所が候補に上がってきました!
(2)顔文字
携帯でお馴染みの顔文字も変換候補にあがってきます。
試しに"にこにこ"と入力してみると、80件近くの顔文字が候補に!
(3)手書き文字入力
読み方のわからない漢字に遭遇した時、手書きで検索できるWindowsのIMEパッドと同じ機能。
Macにはデフォルトでは入ってないので助かります。
2015年3月17日火曜日
絵を描くソフト
絵を描くソフト
-
デジタルイラストやデザインを制作する際は、主にillustratorを使用しています。
その次に使っているのはPhotoshop。
ソフトによって得意とする質感や表現方法は異なるので、
絵を描くのに代表的なソフトウェアをご紹介。
ドロー系とペイント系
- 絵を描くソフトは表現の仕方によって、大きくドロー系とペイント系に分かれます。
ちなみに設計に使われるCADはドロー系ソフトです。
ドロー系のソフトがペイント系の効果を取り入れたり、
ペイント系のソフトがドロー系のパス機能を取り入れたりするようにもなってきています。
私はillustratorで表現できない効果はPhotoshopで行いますが、
仕事用の作品は加工や修正に対応しやすいillustratorのみでなるべく行っています。
Photoshopはサイト用の画像を作る時にも活躍。
PainterはPhotoshopでも表現が難しい画材の質感のイラストを描く時に使用します。
2015年3月14日土曜日
画材の違い
- 日本画と油絵ってどう違うの?とよく聞かれます。
特に日本画は日本固有のものでありながら、実物を見た事がない方も多いのでイメージしにくいと思います。
水彩画のような多くの方々が使ったことのあるものなど、画材の違いをいくつかの角度から紹介していこうと思います。
-
媒剤と基底材
- 一般的に絵画は、紙やキャンバスなどの基底材(支持体)に顔料と媒剤を混ぜた絵具で描きます。
顔料というのは色の粉末です。
媒剤というのは、顔料を覆う塗膜のようなもので、以下のような役割があります。
-
媒剤の主な役割
- ・顔料を基底材に定着させる
- ・画面の質感を決定づける
- ・筆の運びを良くする
特に媒剤と基底材の組み合わせによって、作品の印象や制作スタイルは大きく変わると感じます。
主な媒剤 主な基底材 日本画 膠+水 和紙、絹 油彩画 乾性油(+揮発油+樹脂+助剤) 麻布、木板 テンペラ画 卵 木板、綿布、麻布、紙 フレスコ画 水 漆喰の壁 水彩画 アラビアゴム 紙 アクリル画 アクリル樹脂 紙
膠(にかわ)というのは、動物由来の接着剤です。
精製度の高いものは料理でお馴染みのゼラチンになります。
フレスコ画は一見接着剤の役割をするものが入ってないように見えますが、
漆喰に顔料+水で絵を描くと石灰の層の中に顔料が染込んで定着します。
登録:
投稿 (Atom)