2015年8月31日月曜日

「電影庭園」展示風景

「電影庭園」無事終了いたしました。
6日間で約130人の方にご来廊いただきました。
お時間作って来てくださった方々、来れなくても応援してくださった方々、本当に有り難うございます。

お花や差し入れなども沢山頂いてビックリしています。
個展というのは作者にとっても、期待を寄せてくださる人にとっても重要なイベントなんだと改めて思いました。

これほど自分が主体となって行なうイベントは初めてだったので、今までにない責任感と、協力してくださる方々の有難みをしみじみ感じました。
搬入出は時間の制約が厳しく私1人の力ではあの空間を作ることは出来ませんでしたし、見に来てくださる方がいなければその場が生かされることもありませんでした。

個展は作品が増えるまでしばらく行なわないと思いますが、もし開催する機会がまたありましたら今回以上のものをつくります。
簡易的にですが会場の様子を動画でも撮影しましたので、来られなかった方は是非ご覧ください。


2015年8月30日日曜日

いけはら咲個展「電影庭園」

ついに、本日個展最終日です。
これまでFUTUROcafeや龍屋さんのトイレギャラリーで個展をさせていただいたことがありましたが、このようにしっかりとギャラリーの展示スペースをお借りしての開催は初めてです。


インタラクティブな作品「四季盈溢」は大学のときの卒業制作で、もう8年も前の作品になります。
今年クリエイターズマーケットに展示するまで、長い間展示せずに時間が経っていました。
実際に体験していただくと、多くの方々が驚いてくれたり夢中になってくれたりと発表した当時と変わりない反応をみせてくださり嬉しく思っています。

他の映像も壁面に大きく投影され、パソコンを通してでは伝わりきらない筆の質感や、音の深みが展示空間では伝わってきます。
作品のいくつかはサイトにアップしていますが、投影された空間でしか体感できない感覚をこの機会に是非感じていただきたいです。

最終日の本日は11:00〜16:00までです。
映像だけでも約30分あり、他にもファブリックパネルやタペストリーなど展示していますので、15:30前にお越しくださいますようお願いいたします。
もしお客様が多い時間と被りましたら、4Fにも別のグループ展が開催されていますのでそちらを先にご覧いただくといいかもしれません。


画像は「四季盈溢」と今回初めて作ったファブリックパネルです。
またしばらく個展を開催することはないと思いますので、ぜひ会場で現物を見ていただけることを楽しみにしています。

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いけはら咲個展「電影庭園」
8月25日(火)~30日(日)
11:00~18:00(最終日は16:00まで)入場無料
アートサロン彩
名古屋市中区錦三丁目25番12号 AYA栄ビル1F
詳細はこちら

2015年7月22日水曜日

光の切り絵-半田赤レンガ建物

オープンしたばかりの半田赤レンガ建物に行ってきました。
カブトビールの製造工場だった建物です。
ジブリ「風立ちぬ」の名古屋駅のシーンにカブトビールの看板が出てて初めて知ったビール。
常設展によるとミツカンの4代目と敷島製パンの創業者によってつくられたそう。



オープンから3日間、光の切り絵の展示がありました。
空間全体に広がる絵本の世界は子どもだけでなく大人もその世界に引き込まれてしまいます。
期間限定の展示ですが、はしゃいでいる小さなお子さん達の身体の中で
豊かな経験となって培われていくのだろうなぁと感じて素敵な活動だなぁと改めて思いました。



静止画はOHP、動画はプロジェクターで投影されていました。
OHPがあんなにクッキリと投影できるものとは知らず
作り手としても興味津々な展示でした。
(投影の写真は友人が撮ってくれたものです)

作者の酒井敦美さんに声をかけさせていただき、
とっても素敵な方でお人柄にも惚れ惚れしてしまいました。
全国各地を飛び回って活動されているので
近くで開催された際にはぜひ光の切り絵を体験してみてください。

半田赤レンガ建物
http://handa-akarenga.jp/

光の切り絵
http://hikari-no-kirie.main.jp/

2015年7月10日金曜日

名芸と江口珈琲店

母校の名古屋芸術大学にDM設置に行きました。
公共交通機関だと2時間、車だと1時間ちょい...年々遠く感じる(^^;)
よく通えたなぁ今より色々やってたし、自分案外活動的だったんじゃないかと錯覚する...。
日本画の市野さんと瀬永さん、イラストの祖父江さんにも会えました。

名芸のすぐ近くにOPENされた江口珈琲店にも展示目当てに寄りました。
日頃1人ではマックとミスドくらいしか入らないので勇気いる(´〜`;)
ブレンドいわくらと紅茶のムースを頼みました。
サービスでポップコーン(自家製)とドライフルーツが出てきた◎
オーダーしてから豆を挽いてくれるので、その間に併設のギャラリーを拝見。
龍屋さんでお見かけする作家さんがちらほら。
投票形式なのもあって、タツコンの前哨戦かと錯覚する...(笑)



コーヒーはポットに入っていて1.5杯くらいありました。
ポットには保温のカバーが被せられるので冷めにくくて◎
何より布のデザインとかミルクピッチャーとか小物がみんな可愛い。
可愛いだけじゃなくて、シンプルなものは無駄なくシンプルでそのバランスが良かったです。

見た目だけでなく味も良かったので、北名古屋市付近に行かれた際は是非。
駐車場は10台分くらいありました。
車だとすぐ近くに「食のアウトレットモール北名古屋」があって、ここもいいところです。

江口珈琲店
http://eguchi-coffee.net/

食のアウトレットモール北名古屋
http://www.foodsinnovation.co.jp/

2015年6月15日月曜日

胃カメラ

なりゆきで、胃カメラ飲んできました。
結果異常なしでピロリ菌もいないようで一安心です。

口か鼻か選ぶときに
口からだと画像が鮮明なのと組織の採取もしやすいし
女性の場合鼻からだと狭くて通らない場合があると聞いたので
口にしましたが想像以上にキツかったです...。

[検査の流れ]
・食事は前日21時まで。当日起床後は水や食事不可。
・まずは胃の中の泡を消す液体を飲んで横になる。栄養ドリンクのような味。
・注射筒(針ではない)で舌の奥にジェル状の麻酔液を入れて飲み込まずタイマーで計る。
・時間になったら含んでいたものを飲み込む。苦いので舌の手前にこないように。
・私の場合は鎮静剤の注射なしで別室の内視鏡検査へ。

・左側を下にして横になり、直径1cmくらいのカメラの管が挿入される。
・きついと聞いてた喉の奥あたりは嘔吐感を抑えられるも、食道〜胃になるとハンパない嘔吐感。
・胃に空気が送り込まれると、腹部が痙攣して意図せずゲップが出てしまうので数回繰り返す。
・食道通過から最後まで身体の拒否反応で意識とは関係なく涙とよだれ垂れ流し状態。

・カメラが引っこ抜かれた際、よだれにちょびっと血が混じっていた。
・顔を拭くもメッチャ泣き顔のまま検査結果をすぐに聞き、その顔のまま待合室へ。
・1時間経ってから水分や食べ物OK。
・現在5時間程経過で、胃はほとんど違和感ありませんが喉が風邪の時みたいな感じで痛いです。

私の場合はこんな感じでした。
悲しくないのにこんなに涙出たのは初めて...(T-T)
もう一生やりたくありませんが、
もしやらなければならなくなったら鼻からか鼻用の5mm径のを口からでお願いしよう。

あと鎮静剤を使うと時間も場所も取るから選択肢に出てこなかったのかもと後から思いましたが、
診察台でのたうちまわっていては十分な観察が難しいと思うので、
またやることになったらこっちから聞くよう忘れないでおこう。

2015年4月17日金曜日

名前のローマ字表記

名前をローマ字で表記する際、
[姓-名][名-姓]かどちらの順番にした方がいいのか折々迷っていた。
学校の英語の授業では自己紹介の際[名-姓]だったけれど、
これからの時代[姓-名]のほうがいいと何かで聞いた覚えがあったので少し調べてみた。

文化庁のサイトにドンピシャな内容が載っていた。
「文化庁-姓名のローマ字表記についての考え方」
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kakuki/22/tosin04/17.html

以下、上記より抜粋
“一定の書式に従って書かれる名簿や書類などは別として,
一般的には各々の人名固有の形式が生きる形で紹介・記述されることが望ましいと考える。
したがって,日本人の姓名については,ローマ字表記においても「姓-名」の順
(例えばYamada Haruo)とすることが望ましい。”

というわけで今では日本人のローマ字表記は[姓-名]が正しいようです。
私はパスポートを持っていないので確認できませんが、
パスポートの表記も[姓-名]になっているそうですね。

英語の授業も今では[姓-名]で教えているそうで。
更には「My name is …」という言い方も古いので
今では「I am …」に変わったとか。
英語で挨拶する機会が今後あるかわかりませんが、
昔の弊害で古い言い回しをつい使ってしまいそうです。

2015年3月20日金曜日

聴覚障害とは

耳が聞こえないと一言でいっても、まったく聞こえなかったり、音を大きくすれば聞こえたり、大きくしても聞き取れなかったりと症状は様々です。
左耳が難聴で右耳が全聾(まったく聞こえないこと)の立場から、聴覚障害についてご紹介します。

難聴の種類

難聴の種類は大きく分けて伝音性難聴感音性難聴
伝音性難聴と感音性難聴の合わさった混合性難聴の3種類があります。
損傷を受けている場所によって聴こえ方は様々です。

伝音性難聴感音性難聴
障害箇所外耳、中耳など
音を伝える器官
内耳、聴神経など
音を感じる器官
治療法音を聞く神経には異常がないため、外科的治療の可能性がある 原因不明のことが多く、治療は難しい
補聴器との相性音を大きくすれば聞き取れる事が多く、効果が期待できる 音を大きくしても音がぼやけたままなので、効果があまり期待できない


感音性難聴と高音

感音性難聴は高音の聴力が低いことが多いです。
人の話し声というのは高音域が多いため、会話に支障が生じます。
聞き取りやすい低音域は生活雑音が多く、雑音の中での会話は特に困難となります。

また、子音と母音からなる言葉は子音が高音域母音が低音域のため
例えば「さ(=sa)」という言葉であれば「あ(=a)」と聞こえてきます。
そのため、初めて聞く固有名詞の聞き取りは難しく、「佐藤さん」なのか「加藤さん」なのかわからないといったことが多々あります。

聴覚障害の認定

聴覚障害の程度はdB(デシベル)という音の単位を基準とします。
この値が大きいほど聞こえが悪くなります。
健聴者は20dB以下で、90dB以上はほとんど聞こえない状態です。

日本で障害者手帳が交付される基準は一番低い6級でも
1.両耳の聴力レベルが70dB以上(40cm以上の距離で発声された会話を理解出来ない)
2.一方の耳の聴力レベルが90dB以上、もう一方の聴力レベルが50dB以上
となります。

交付を受けている聴覚障害者は全国で約36万人と言われていますが、
欧米の判定基準である40dB以上の難聴者を含めると約600万人と言われています。
その約75%が加齢による老人性難聴です。

私の場合は左耳が90dB以上、右耳が45dBなので、国内の基準では福祉の対象外になります。

判定基準で以下の区別をしないのを疑問に思っています。
・伝音性難聴と感音性難聴
・若年者と高齢者

伝音性難聴と感音性難聴では補聴器による効果の差があり、
伝音性難聴の50dBと感音性難聴の50dBでは聞こえる大きさは同じでも聞き取れる明瞭度は違います。

また、若いうちは特に学校や仕事で聞き取りの必要な場面が多く、同世代が健聴者である中でのハンディは大きいと実感しています。